ウォーターサーバーの安全性ってどうなの?安心して使うためには?

ウォーターサーバーの安全性ってどうなの?安心して使うためには?

ウォーターサーバーの導入を検討するにあたり気になるのが安全性です。特に、日本は水道水が飲めるのにどうしてわざわざウォーターサーバーを導入するのか気になる方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、ウォーターサーバーの安全性を、水、衛生面、トラブルの3つのカテゴリに分けて解説します。

ウォーターサーバーの水と水道水の違いや、各社がこだわっている安全策、安全に使うために私たちができることについても紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください。

ウォーターサーバーの安全性って?

そもそも、ウォーターサーバーの水と水道水では、何が違うのでしょうか?どうしてウォーターサーバーの水の方がより安全だといえるのでしょうか?

そんな疑問を解消するために、まずはウォーターサーバーの安全性を3つの観点に分けて紹介します。

  1. 衛生面
  2. トラブル

わざわざ水のボトルを購入したり、サーバーのレンタル料を払ったりしてまで導入する必要はあるのかと気になっている方は、ぜひチェックしてください。

水に関して

日本の水道水は安全で、そのままでも飲める水です。それではなぜ、わざわざウォーターサーバーを導入するのでしょうか。

その答えは、水の違いにあります。ウォーターサーバーの水には、水道水では摂取できないミネラル分が含まれ、水道水よりも丁寧にろ過されており、キレイなものがあるからです。

ウォーターサーバーの水の種類は、大きく分けて2つあります。

  • 天然水:地下から採取された水で、ミネラル分を多く含んでいる。外の空気には触れておらず、大気汚染や放射能などの影響を受けていない安全な水。
  • RO水:通常の水道水を、1,000分の1という細かいRO膜にかけてろ過したもの。できる限り不純物を除いてあるので純水に近い。

たとえば、プレミアムウォーター株式会社では、地下からくみ上げた天然水をさらに4段階のフィルターでろ過して使っています。

大気には触れておらず、自然によって守られたキレイな水です。天然水では産地にもこだわり、モンドセレクション2020にて「優秀品質金賞」を受賞するほどです(公式サイト上で確認可能)。

「水道水が問題なく飲めるのであれば、わざわざ水を購入する必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、ウォーターサーバーで飲める水は水道水とは異なり、購入するだけの価値があります。

ミネラルが豊富に含まれた水で作った料理はよりおいしく、赤ちゃんのミルク作りにはRO水のようなピュアなものが最適です。

水の安全性に関しては、ウォーターサーバーはもちろん、水道水であってもそのまま飲めるので、2つに大きな違いはありません。ただし、ウォーターサーバー用に製造された水は、より安全に飲んでもらうための工夫がされている点で異なります。

その工夫や取り組みについては、次の章から詳しく紹介します。

衛生面に関して

水の安全性に関しては、ウォーターサーバーの水と水道水に違いがないことがおわかりいただけたと思います。続いては、ウォーターサーバーの衛生面での安全性について解説します。

ウォーターサーバーを展開している会社は、各自がこだわりのある衛生管理を徹底しています。衛生面に関するポイントはいくつかあるので、それぞれの

  • 安全規格
  • 水質調査
  • ボトルの工夫
  • クリーン機能の搭載
  • 定期メンテナンス

について詳しく見ていきましょう。

それぞれの安全規格を採用

ウォーターサーバーを提供している会社は、それぞれ製造工場で安全規格を取り入れており、基準を満たした安全な水のみを出荷しています。私たちが安心しておいしい水を飲めるのは、このためです。

ウォーターサーバー,安全性
出典:クリクラ公式サイト

たとえば、クリクラの工場は、世界基準の衛生管理システムである「HACCP」の認証を受けています。水の製造だけでなくボトルの入荷、密封、保管などの工程をこの工場で行っているので、衛生面でも安心です。

HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。

引用:厚生労働省ホームページ「HACCPとは?」より

地層深くから採水される天然水や、特殊なフィルターを使ってろ過されるRO水に、さらに厳しい基準を課しているのがウォーターサーバーの水です。そのおかげで、私たちの手元には安全で安心して飲める水が届けられます

水質調査

厳しい安全規格とも似ていますが、ウォーターサーバーを提供する会社はそれぞれ、しっかりと水質調査をしています

たとえば、プレミアムウォーター株式会社では、毎日なんと1時間ごとに水質調査を行い、さらに月に一度、放射能検査を実施しています。

また、クリクラは、ホームページにて毎月、各工場における水質調査の結果を公表しています(参照:クリクラ 調査結果報告)。

購入していただくからには安心・安全を届けたいという姿勢がよくわかるかと思います。このように、ウォーターサーバーで使用する水は、厳しい安全規格をクリアし、水質調査などを経て私たちの家庭に届けられるので安心です。

ボトルの工夫

ウォーターサーバーの水が通常の水道水より安全だといわれる理由の1つに、ボトルの工夫が挙げられます。空気に触れないエアレス設計や、空になったものは再利用せず使い捨てることで衛生面的にも安心です。

ウォーターサーバーの中には、水を出すときにゴボゴボと音を立て、空気と水が混ざるようなものもあります。一方、空気が入らないようにできているエアレス設計のものであれば、雑菌が侵入・繁殖するのを防ぎ、新鮮な状態をキープできます。

また、プレミアムウォーター株式会社や富士の銘水株式会社は、リサイクル可能な使い捨てタイプのボトルを採用しています。これらはワンウェイパックとも呼ばれ、回収が不要な点や使いやすさから評価を得ています。

クリーン機能の搭載

水の製造過程やボトルへの工夫だけでなく、最近はウォーターサーバー自体にクリーン機能がついているものも多くあります。クリーン機能があることで、一般の人には大変な、サーバー内部の安全を守れるようになるのが特徴です。

ウォーターサーバー,安全性
出典:プレミアムウォーター公式サイト

プレミアムウォーター株式会社のウォーターサーバーには、加熱クリーンシステムが搭載されています。

これは、温水タンクのお湯を冷水タンクの周りに巡回させることで、タンク内を熱殺菌してくれるものです。サーバー内を雑菌の死滅する約70℃に、2時間ほどキープしてくれます。

また、フレシャスなどを展開する富士の銘水株式会社は、業界初のUV-LED殺菌機能を搭載しています。UV-LEDとは、殺菌効果のある紫外線を出す発光ダイオードのことで、サーバーの操作不要でいつでも天然水を新鮮な状態に守ってくれます。

水そのものだけでなく使用するサーバーにも安全機能が付いているので、私たちは安心しておいしい水が飲めます。

定期メンテナンスの実施

ウォーターサーバーの安全性をさらに高めるために、定期的にサーバーのメンテナンスをしてくれるところもあります。自分では機械的なチェックや内部の掃除はなかなか難しいこともあるので、嬉しいポイントです。

たとえばアクアクララは、月額1,430円を「安心サポート料」とし、配達、設置、メンテナンス(2年または3年に1度、パーツの洗浄、交換、サーバー全体の消毒、洗浄)をしてくれます。

有料にはなりますが、機械を解体し、さらにパーツの汚れや状態を確認するのは一般の人にはなかなか難しいことです。まとまった時間が必要になるので、忙しい人には大変かもしれません。

定期メンテナンスをしてくれるところなら、そういった作業をプロにお任せできるので安心してウォーターサーバーを使用できます。

トラブルに関して

東京都生活文化局消費生活部が行った「ウォーターサーバーの安全性による調査」によると、ウォーターサーバーに関するトラブルは大きく3つに分けられます。

  1. 子供のいたずらによるトラブル
  2. 衛生面でのトラブル
  3. サーバーの構造によるトラブル

このようなウォーターサーバーのトラブルを防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか?

上記のうち、2つめの衛生面に関するトラブルへの対策は前の章で解説したので、ここでは主に子供のいたずらによるトラブルと、ウォーターサーバーの構造に関するトラブルの解決策について詳しく解説していきます。

チャイルドロック:子供のいたずらを防ぐ

ウォーターサーバーに関するトラブルの1つめは、子供のいたずらによるものが挙げられます。特に、サーバーから出る熱湯でやけどをしてしまうケースが多いです。これに対しては、チャイルドロックのあるサーバーを選ぶことでリスクを減らせます。

チャイルドロックは、以下の3種類があります。

  1. ボタンで設定するもの
  2. レバー上部のボタンを押しながら水を出すもの
  3. レバーをスライドさせながら水を出すもの

ウォーターサーバー,安全性
出典:プレミアムウォーター公式サイト

さらに、プレミアムウォーター株式会社の「cado×PREMIUM WATER」は、背面にスイッチがあり、チャイルドロックの設定および解除ができるようになっています。

赤ちゃんがいる家庭でウォーターサーバーの導入を検討する人は多いですが、成長したときのことも考え、チャイルドロックがついたものを選ぶと、安心して長く使えます。

ボトル下置きタイプ:転倒を防ぐ

ウォーターサーバーによるトラブル2つめは、転倒です。人に当たるとケガをしてしまう可能性があるのはもちろんのこと、家や家具を傷つける可能性もあります。

ウォーターサーバーの転倒に対する解決策としては、ボトルが下置きタイプのものを選ぶことがおすすめです。重さのあるボトルを下に設置することでサーバーの重心が下になり、ぶつかってしまった際などの転倒を防ぎます。

また、転倒を防ぐ以外に、ボトル交換が楽になるという嬉しいメリットもあります。12リットルや24リットルなどの重たいボトルを持ち上げる必要がないので、力の弱い方や足腰の弱い方でも安心です。

設置場所にも気を付ける:やけど、ケガを防ぐ

最後に、ウォーターサーバーに関するトラブルとして見落としてしまいがちなのが、ケガに関するものです。

ウォーターサーバー,安全性
出典:東京都生活文化局消費生活部による「ウォーターサーバーの安全性による調査」より

実は、ウォーターサーバーの裏面には部品の出っぱった鋭利な部分があったり、モーターの熱風によりやけどしてしまったりする危険もあります。

ケガややけどは、サーバーの設置場所に気を付けることで回避が可能です。背面が手に触れないよう壁側に設置するだけで、手を切ることも熱風でやけどすることもなくなります。

かといって、壁や家具とウォーターサーバーを密着させるような置き方はNGです。排熱の効率が悪くなり、電気代が上がってしまうからです。

ウォーターサーバーの後ろには最低10㎝~15㎝ほど空けて、こまめに掃除するようにしましょう。その際は軍手をして角に注意してください。

ウォーターサーバーの裏面でのケガややけどを防ぐためには、必要以上にスペースを開けず、触る際は十分に注意することが大切です。

ウォーターサーバーを安全に使うために気を付けるべきこと

ウォーターサーバーは、各社がこだわりを持って安全設計をしていることがおわかりいただけたのではないでしょうか。最後に、ウォーターサーバーをより安心して使うために私たちが気を付けるべき点をまとめてみました。

各社のこだわりと私たちの取り組みにより、ウォーターサーバーの安全性はより高まります。

紹介したいポイントは具体的に以下の3つです。

  1. 電源は切らない
  2. 定期的にセルフメンテナンスをする
  3. 子供がいる場合、チャイルドロックがあるものを選ぶ

早速、1つずつ解説していきます。

1. 電源はつけたままにする

ウォーターサーバーにかかる電気代を節約するために、外出中や寝ている間はサーバーの電源を落としておこうと考えたことがある方もいるのではないでしょうか。実はそれ、危険なことだとご存知でしたか?

電気代を節約するためにウォーターサーバーの電源を落とすのはNG行為です。なぜなら、サーバーには、内部にクリーン機能が備わっているものがあり、電源を切ってしまうとその機能が止まってしまい、サーバー内に雑菌が繁殖してしまう恐れがあるからです。

また、一度電源を切ることでサーバー内のお湯の保温効果が切れてしまいます。そうすると、次またお湯を使おうとすると再沸騰させなくてはいけないので、余計に電気代がかかります。

しかし、24時間ずっとウォーターサーバーの電源をつけているのに抵抗がある、また、節約方法はないのか気になる方もいるかと思います。その場合は、エコ機能のあるものや、省エネタイプのものを選ぶと良いでしょう。

電気代を節約するためにサーバーの電気を切るのは、安全面に問題があります。電気代は、エコ機能のあるサーバーを選んで節約するのがおすすめです。

2. 定期的にセルフメンテナンスをする

安全に使ってもらえるように多くの工夫がされているウォーターサーバーですが、自分でメンテナンスすることでより安全に使えます。

例としては、サーバーの掃除が挙げられます。清潔に保つことで、雑菌の侵入や繁殖を防ぎます。アクアクララのサイトでは、主なお手入れ箇所と具体的な方法が紹介されています。

お手入れ箇所 お手入れ方法
給水口 1日1回、濡らした布巾やキッチンペーパーで拭き、アルコール系の液体で消毒する
水受け皿 1日1回、食器用洗剤で普通に洗い、よく乾かす
ボトル付近 ボトル交換のタイミングで掃除するのが好ましい。布巾やキッチンペーパーで乾拭きし、アルコール系の消毒液で消毒する

参考:アクアクララ公式サイト「ウォーターサーバーのお手入れ方法」より

忙しい毎日の中で、これだけのことをやるのは大変…という方は、有料でも定期的に訪問点検・清掃してくれるサーバーを選ぶのがおすすめです。

水の製造やサーバーの構造など、もともとの工夫に少しの手間暇を加えることで、ウォーターサーバーの安全性はより高まります。

3. 子供がいる場合、チャイルドロックがあるものを選ぶ

小さな子供がいる家庭がサーバーを導入する場合は、チャイルドロックは不可欠です。手に届く範囲にあるものはなんでも触りたがる子供のいたずらによるトラブルを防ぐのに役立ちます。

子供のいたずらによるウォーターサーバーのトラブルの例としては、知らないうちに水を出して床が浸水する熱湯に触れやけどをしてしまうなどが挙げられます。

赤ちゃんの段階でウォーターサーバーを導入し、それ以降も離乳食や日常生活に役立てていきたいと考える方もいると思うので、子供が成長したときのことも考えチャイルドロックがあるものを選ぶことをおすすめします。

ウォーターサーバーの水には水道水にはない魅力が

ウォーターサーバーには、水や衛生面、トラブルへの対処など、安全に使用するための工夫が多くあることがおわかりいただけたと思います。

加えて、自分でもサーバーの掃除をしたり子供がいる家庭ではチャイルドロックをかけたりすることが、より安全にウォーターサーバーのある生活を送るためのポイントです。

あなたも、水道水にはないミネラル分を多く含んだ天然水や不純物を極限まで取り除いたRO水など、ウォーターサーバーの水を生活に取り入れてみませんか?

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